「小諸」と意外な共通点@コモロ連合

※2016年10月21日✍️西日本新聞夕刊コラム『珍国に恋して』より。

 

インド洋に浮かぶ島3つからなるコモロ。

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「こもろ」と聞くと、島崎藤村の「小諸なる古城のほとり」で有名な長野県小諸市を思い浮かべる人も多いだろう。

この歌の古城とは小諸城のことであり、別名は酔月城。コモロにもペルシア人が築いた古城があり、コモロという語はアラビア語の「月」が由来という。

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こじつけかもしれないが、このように共通点を探しながら旅をすることはなかなか面白い。

さて日本人にはなじみの薄いコモロだが、日本とは意外な関わりがある。それはシーラカンスだ。

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1990年に鳥羽水族館(三重県鳥羽市)はコモロ政府と共同調査を行い、コモロ近海に生息するシーラカンスの集中撮影に成功した。コモロの国立博物館でシーラカンスの標本を見たとき、妙に親近感が湧いた。

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迷路のような旧市街を歩けば15世紀にタイムスリップし、北部の海岸沿いではイルカの群れに出合う。

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マングローブ群生林で大きく深呼吸し、

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島で有名なパワースポット「巨大バオバブの木」では心身ともに癒された。

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旅先では当初のように「雲白く遊子悲しむ」という心境になることが多いが、コモロの人々には旅人の心を癒す秋のような穏やかさがある。

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ただ日本から2日以上かかるため、小諸市で秋の旅情を感じるのもよいかもしれない。

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