アフリカ

アフリカの大陸の中心で思うこと

人に良く、アフリカって面白いのですか?と聞かれます。

答えは、
【アフリカがあなたの人生を面白くしてくれます。】

アフリカには全部で54の国があります。
アフリカ大陸

それぞれの国が抱える問題や歴史、日常生活から人々の事など伝えたいことはたくさんありますが本日は初回ということで、簡単にアフリカで私がいつも経験する強烈な出来事をお話ししたいと思います。

アフリカで一番気を遣う場面は空港や陸路での出入国。
私はこれを「戦いの場」と言っています。

特に西アフリカへの出入国は問題が多い!
何が問題かって???

空港や国境にいる入国管理官にお金を払わないと、ビザを発給してくれない。
パスポートを返してくれない。
執拗な荷物検査をしたあげく、荷物を取られる。(係官が欲しいと目をつけたもの。)
ビザ発給前に案内された金額が2時間後に変わり平気で100ドル値上げされている。

などなど。要は賄賂が欲しいのです。

空港のカウンターの前にいる立派なバッジを付けたデスクのおっちゃんに、賄賂を払わないとカウンターにさえ近付けないってこともありました。

「そんなん、きっぱりと断ればいいじゃん!」って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、お金を払わないと、飛行機に乗せてくれません。
余りに「払わない!」と拒んだら、奥からデッカイ男の人がやって来て「お前、何を言ってるんだ!ちょっとこっちへ来い!!!」と奥の部屋へ連れて行かれそうになった時もありました。

ただ、賄賂を払いさえすれば、たまに良いこともあります。
長蛇の列の一番前にしてくれたり、数時間かかるビザの発給が1時間内で出来たりと。
日本では入国管理官がそんなことをするなんて考えられないことですが、あちらでは日常ですね。
だいたい50ドル~100ドルくらいを言ってくるので、私が出来ることは、いかに少額で済ませるかです。

でもいつも執拗に、しかも何人もの係官に賄賂を要求される国で一度だけ免れたことがあります。
それはサッカーのアフリカ大会期間中のこと。
以下、出国時のイミグレーション等での会話です。

係官「100ドルくれないとパスポートは返せない。」
女王「あ~100ドルね。持ってないよ。」
係官「持ってないわけねーだろ!」
女王「だって、少額のドルとカードで十分だもん!まっそれはそうと、昨日サッカー見た?
あんたの国負けて残念だったね!私、ホテルでみんなと一緒に応援してたんだよ!2-1惜しかったね~」
係官(顔がぱっと明るくなって)「お前見てたのか?応援してくれてたのか?ほんとに残念だよ!!!」

とサッカーの事を語りに語りまくりながら100ドルの話がなかったかのように、パスポートを差し出すではありませんか!

もちろん、「めるし~♪(アフリカはフランス語圏が多い)」と奪い取って、逃げるように次の難関である荷物検査場へ。

ここもいつも50ドル程の賄賂要求して来ます。
案の定、執拗な荷物検査をしながら「マネー、マネー50ドル」と言ってきます。しかも係官は3人。
そこでまた、こう言ってみました。

女王「昨日サッカー惜しかったね~2-1。後半勝てると思ったんだけど。いい場面たくさんあったよね!」
係官①「オーマイガーッ、あんた見たの!?」
女王「あたりまえじゃん!ホテルのお客さん皆で応援してたよ!」
係官②(英語が出来ない)「何?何?この日本人何て?」
係官③「こいつ、俺たちの国の試合見てくれたらしいぜ~」
係官②「おおおおお~あなたは何ていい子なの!」

この時に完全に荷物をチェックする手は止まっています。

女王~この手は使えるわ!~「次は勝てるでしょう!」
全員「いえーーーす!!!」

そして、引っ張り出していた荷物をリュックに戻しはじめました。
それを手伝いながら、「じゃ、まったね~」と明るく手を振って無事に飛行機に乗れたのでありました!

私が何故サッカーの話を持ち出したかというと、アフリカ人のサッカーに対する熱狂度が半端ないことを知っていたから。
成功して良かったと心から思い、いつも反省が多い世界旅なのですがこの時は自分を褒めてあげました(笑)

今でこそ、出入国時の賄賂要求やトラブルなど何とか上手く交わせるようにはなりましたが、最初は嫌で嫌でたまりませんでしたね。
泣く泣く300ドル以上のお金を取られたこともあります。

でもこれもアフリカ。
そうしないとやっていけないような事情が彼らにもあるのですよね。

この戦いはまだまだ続きそうですが、毎回サッカーが開催されているとも限りませんし次回はどうやって切り抜けようかと思案中です(笑)
良い案があれば、教えて下さい!!!

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