南米ガイアナは日本人が99%行かない国らしい。

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南米大陸北東部に位置するガイアナ。

日本からはアメリカの空港を経由し、中米の主要な島へ、そしてガイアナへと飛ぶ。

時間にすると約30時間位だろうか。某テレビ番組では日本人が99%行かない国と紹介されたくらいだ。

しかしガイアナには素晴らしい秘境がある。「カイエチュールの滝」だ。

そこには飛行機でしか行けない。

南米11ヶ国ツアー19日間 357

一段で落ちる滝として世界一の落差約226mを誇る。

南米11ヶ国ツアー19日間 358

また1000種類以上の植物があり専門家からは「ミクロの世界」と呼ばれるジャングルを30分ほど歩くと、

間近で滝を見ることが出来る。

途中、一生を葉っぱの中で過ごす黄金色した僅か5ミリの極小カエルにも出会えるのも面白い。

南米ツアー仏領ギアナ+ 475

眼前の滝は轟音と共に直角に流れ落ち、水が滝壺下の一枚岩に打ち付けられ、

200m以上の水しぶきが煙のように舞い上がる。

南米11ヶ国ツアー19日間 386

滝壺付近には太陽の光が射し、二重の虹を作り出している。

南米11ヶ国ツアー19日間 376

自然の迫力と神秘に胸が熱くなる。

この場所には、伝説がある。

 

昔ここには先住民の村があり酋長「カイ」が統治していた。

平和な村はやがて暴力や泥棒などが増え混乱。

自分の統率力のせいだと心を痛めたカイは争い事が消えることを願い、

自分が全ての諸悪を持って行くと死を決断し、滝へ身を投じたのだ。

滝のそばの断崖にはカイの顔に見える岩があり、今日も皆の平和を守っているのだとか。

南米ツアー仏領ギアナ+ 477

このカイの思いがここへ来る人々の胸を熱くさせるのだろう。

南米11ヶ国ツアー19日間 391

カイエチュールの滝からセスナ機で20分ほど行くとオンデュイックの滝がある。

こちらは穏やかな流れだ。

いつまでのこのような平和な日が続きますように。

ウユニ塩湖という鏡の魔法『人生で絶対に見ておくべき絶景』

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インターネットで【ウユニ塩湖】を検索すると、スケールの大きい表現で溢れかえる。

例えば
•死ぬまでに見るべき絶景10選
•見なきゃ死ねない世界の絶景
•人生観が大きく変わる風景20選
•自然が創り出した奇跡の絶景
など。まさしくその通りだ。

そのような感動的な場所に女王はこれまでに過去3回行かせてもらっている。

今回4回目となるウユニ塩湖だったのだが、前回とは比べようもない興奮と感動と、

そしてそこには素晴らしい出会いがあった。

まずはウユニ塩湖のことを少し。

ウユニ塩湖は真っ白な塩の大地。
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標高は約3,700m、面積10,582平方キロメートル、高低差が少ないため世界で最も平らな場所とも言われている。
アンデス一帯はもともと海中にあったものが隆起して山脈となり、山から大量の海水が流出する場所がなく、

そのまま山頂に塩原として残った。

雨季と乾季があり、雨季のシーズン(12月~4月頃)は真っ白な大地に水が張り、鏡の役目を果たし、

変わりゆく空模様を湖面に映し出す。

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世界中の写真家やバックパッカー達が集まるウユニ塩湖だが、そこへの道のりはなかなか過酷だ。

そう簡単に行ける場所ではない。
日本からは飛行機の乗り継ぎ時間なども入れると、30時間以上かかる。
富士山より高い標高であるため、高山病のリスクもある。日本から薬を処方してもらい、

高山病の予防に備える人も多い。
超乾燥地帯でもあり、朝晩の寒暖の差も激しく、高山病にならなくとも頭痛に悩まされたり風邪をひいたりと、

体調を崩す人も多い。

動きも機敏なのはダメだ。アクティブに動くとすぐに息切れしフラフラする。
慣れるまではスローモーションのような動きをしなければならない。
消化機能も弱るため、いつもより食べる量も減らし、アルコールも控える…
など、注意点ばかりだ。

よっぽどひどい高山病にならない限りは低地に降りることなく、

何とかロキソニンなどの薬でごまかしながら過ごせる。
だが、高山に耐えられず泣く泣く低地に降りる人もいる。

女王はと言うと…これが何故だか高山病には全くならないのだ。
というか、そういった症状さえ出ない。

高山病のチェックの一つとして、指先に機械をあて、血中の酸素濃度を測るのだが、

80以上あればセーフ。
旅の仲間が80〜83に対して、女王だけノーテンキに93。
現地ガイドも、ほほぅ〜っと感心する健康体。

色んなことに鈍感であるがゆえ、例え高山であっても自分には絶対に影響はない

と思っている変な自信からなのか?
でも、この体質のおかげで様々な任務を遂行することに全く支障がないので、かなり助かっている。

前置きが長くなってしまったが、、、

なぜ、今回の旅がそんなに感動的で興奮したのか?
それは

「心と心が繋がった仲間」

がいたからだ。

今回の旅でお世話になった中南米専門の手旅行会社オンリーワントラベル主催のツアーは、

ボリビアのラパスからウユニ塩湖への4日間の混載ツアー。

現地で初めて会う旅の仲間がいたのだ。
そして、その会社の日本人ガイド、Natsumiちゃんが最高にキュートで素晴らしい女の子だったことも、

旅の魅力を5倍にも10倍にも倍増させてくれた。

そして旅の仲間はまず新婚旅行だというカップル。
横浜出身の彼らは7月に結婚式をして、何とか仕事の調整を付けて、この3月に新婚旅行で念願だった南米に来たのだ。

そして、もう1人は関東から参加の女性。
色々あって仕事を辞め、長い旅行が出来るチャンスだからと南米を選んだとか。

どこか同じような感性を感じる仲間たちとはすぐに打ち解けた。
ツアー中はいつも笑いと感動と興奮で溢れていた。

新婚さんカップルには幸せをたくさんもらった。
周囲からの無茶ぶりにも笑顔で対応、鏡張りのウユニ塩湖でロマンティックな写真がたくさん撮れた。

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旅行社の素晴らしい企画で、塩湖上でプチ結婚式の後に新婦によるブーケトス。
ブーケをゲットしようと殺気立った独身女性群を抑え、まさかの現地ドライバー勝利(笑)

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美味しいところを全部持って行かれ皆で大爆笑!
笑いが止まらなかった。

ウユニ塩湖

関東から参加の女性には「命について」気付かされた。
“生きていること”
“今ここに、命があること”
を考えさせられた話だった。
普通の人が想像も出来ないような壮絶な経験を語る彼女に、私は返す言葉が見つからなかった。
「話してくれてありがとう。」
しか言えなかった。

皆とのお別れまではあっという間で、宿泊先のホテルオーナーの心がこもった豪華な夕食時は笑顔だったけれど、

翌日の最後の朝食では別れが寂しくて、涙涙だった。

「初めまして〜」から「また会う日まで〜」はたったの4日間だったが、

こんなに心と心が響き合う関係になれたことが不思議でたまらない。
ウユニ塩湖の素敵な鏡の魔法にかけられた日々だった。

このような感動的な経験が出来たのは、現地手配会社のオンリーワントラベルとガイドのNatsumiちゃん、

経験豊富なドライバー達、そして共に過ごした仲間たちのおかげだ。
本当に貴重な経験をさせてもらった。心より感謝している。

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美しい光景と思い出はいつまでも胸に…。

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帰国後、ウユニ塩湖の鏡に映った無邪気で自由奔放な自分を振り返ったりしてみた。

〜あれは果たして本当の自分だったのかなぁ?
今こうやって日本にいる自分が本当の自分なのかなぁ?〜

と考えた時、旅の仲間が鏡の下の自分に向かって挨拶をしていたことを思い出した。

「おーい、北半球の自分よ!ヤッホー!」

凄い発想力だなと感心してそれを見ていたが、おかげさまで分かった。

ウユニ塩湖での自分も、日本にいる自分も、どちらも本当の自分なのだ。
だって、水が張った鏡の下は北半球の日本に繋がっているのだから。

ただ、自らの精神を解放して、子供のようにはしゃぎ、笑いが絶えないあの日々は、

ウユニ塩湖の絶景がくれたものであることは間違いない。

天空を映し出す鏡張りの風景に興奮し感動し、真っ白な塩の大地で様々な道具を使って

楽しむトリックアートにはしゃぐ。
皆で相談しながら知恵を出し合って、どうやったら綺麗に、そしてより上手く撮影出来るか考え

実行するあたりは昔学校でやった共同作業のワクワク感いっぱいだ。

トリックアート用に持参したゴルゴとひたすら遊ぶ女王…。

ウユニ塩湖の美しい鏡の魔法のおかげで、色々なことが良く見えた気がする。
自分の心も自分の脳裏に映し出せたのではないかと感じた今回の旅だった。

最後に、、、
ウユニ塩湖とウユニの町は今、観光客による汚染問題が深刻化している。
前回4年前に訪れたウユニ塩湖とは違う世界が広がっていた。
真っ白な大地の一部は車の乗り入れにより茶色い部分が増えていた。
観光客が持ち込んだゴミや、排泄物も大きな問題となっている。
自分たちも足を踏み入れておいて、こういうことを書くのもおかしな話だが、

マナーを守らない人がとにかく多いとのこと。

今後もより多くの人々にこの感動を長くいつまでも味わってもらうために、

そのうち、入場料を徴収したり、入場制限をすべきなのかなとも思う。

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