麻薬密輸犯じゃねーか?と疑われたお話【コロンビア】首都ボゴタの観光情報もあるよ☆

私が珍国を訪問するときに大っ嫌いなのが空港。

セーシェルの空港では麻薬の運び屋に間違われ(た話)、2時間以上も荷物検査を受け、

トルクメニスタンの空港では麻薬の運び屋で捕まった犯人の尋問の様子を撮影したビデオを延々と見せられ、

アフリカ各国ではいろんな国で飛行機に乗るのに、空港係員にお金を払わないと飛行機に乗せてもらえなかったり、

コンゴ(アフリカ)では同行者がいたのだが、わざと仲間と引き離し、まさしく閉店ガラガラとシャッターみたいな鉄柵をドーンと降ろされ、「あいつらと一緒に飛行機に乗りたきゃ、金払え!」と脅されたり、

しつこく要求されても頑として賄賂を払わなかった結果、両腕抱えられて拉致されそうになったり、

数えきれないほどの経験をしてきた。とにかく珍国の空港では何が起きるか分からないから、本当に嫌なのだ!

 

日本では考えられないような事件を挙げるとキリがないが、実際にモノを傷付けられたのは今のところ、ここだけ。ただ、この国は珍国ではない。

誰もが知ってる国 「コロンビア」
そうせざるを得ない状況は分かっているし、まあ問題を引き寄せたと言えばそうだが、やっぱり腹が立つものは、腹が立つ!
 
今日はそんなコロンビアでのできごとなどを綴ります。

この記事の内容は

目次

①コロンビアについて

②とっても人懐こいコロンビア人たち

③首都ボゴタの見どころ

④麻薬密輸犯じゃねーか?と疑われたお話

⑤包容力があるコロンビアのまとめ

 

 


①コロンビアについて


まずはコロンビアは南米大陸の左上に位置。

紀元前より中央アメリカから移住してきた民族の遺跡があり、その国家は南米でインカ帝国に次いで最も優れていたといわれている。中米との玄関口に位置してるため、様々な文化が流入。歴史も深い。1500年頃からスペインの征服が始まり、アフリカ人が奴隷として送り込まれる。また豊富な金の産地であったため、たびたび英軍や海賊に襲われる。スペインとの激しい独立戦争や、隣国との戦争を経て、1819年にスペインより独立。

人口は約5000万人。公用語はスペイン語。主たる産業はコーヒー、鉱業(鉱石類は豊富)、石油、そして観光業。

 

コロンビアは歴史的な政治的背景が大きく絡み、革命を目論むギャングやゲリラ軍の活動も活発で、最悪のときよりは良くなったものの、今でも誘拐や強盗は多発。国際的に見ると治安の悪さの方が有名。少し前に、コロンビアで8人を殺した犯人が4年で刑務所を出たというニュースがあったが、普通らしいです。「普通」の違いに驚かされます。
 
現地ガイドは、ちょっと一人歩きになろうものなら「走って追いかけ来て、ピタっと横に付く」という感じでした。というのは、首都よりも地方都市の方が圧倒的に犯罪が多いのですが、滞在した首都ボゴタでも誘拐が発生する可能性は大いにあり、外国人を狙った盗難やスリは日常茶飯事だからです。

 


②とっても人懐こいコロンビア人たち


でも普通の街の人たちはとっても陽気で人懐っこく、南米特有のラテン系の笑顔がすごく素敵。そういう「悪」の雰囲気は街歩きをしていると、全く感じて来ないのが現状です。特に日本人は受けが良いから、治安が良いのでは?と錯覚してしまいがちなのが南米マジック…。「ちゃいな?」と聞かれ、「No,No,ジャパニーズだよ!」と言うと「オー!ハポネーセ!!!(ジャパニーズのスペイン語)!!!」と子供たちが愛嬌たっぷりに言ってくれます!

黄金博物館というボゴタで有名でゴージャスな博物館に並んでいた時の事。「日本語で3人の息子達の名前を書いて欲しい」とお父さんに頼まれ、書いてあげたこともありました。決して上手とはいえない文字でしたが、紙からはみ出す勢いで大きく書くと、家族5人、とっても喜んでくれて幸せな気分に。特に日本人はどこに行っても人気者です。

 


③首都ボゴタの見どころ


スペインなどのヨーロッパ統治が長かったので、雰囲気がとてもよいコロンビア。旧市街地が広がります。歴史を感じる建物もですが、石畳がスペインっぽい!

 

「Santuario Nuestra Señora del Carmen」という教会。赤と白の縞々がウォーリーを探せ、、、または楳図かずおの世界。国民の95%がキリスト教徒のため、歴史的で斬新な数多くある。

教会内も縞々。装飾もとても美しいです。

旧市街地にある「ホテル・オペラ」雰囲気よし、おしゃれ、スタッフもフレンドリー、そして食事が美味しいんです!!!かなりおすすめです☆

 

お洒落でちょっとした空間でもとても絵になります。

 

ホテルのテラスから旧市街地の眺め。

 

旧市街地の中心部にある「ボリバル広場」独立運動の指導者の名前を冠しています。とても美しい場所です。

 

中心部は高層ビルが立ち並ぶ大都会です。

 

コロンビアに着たらコーヒーは欠かせない!!

大学近くの国営カフェ「Juan Valdez Cafe」で飲んだコーヒーが美味しくて。濃い味わいなのに、すっきり爽やか。コーヒーの香りもとても香ばしくて最高の味わいです。パウダーにインスタント、たくさん買ってしまいました。(がこれが、後で大変なことに!)

 

 

余談ですが、旅チャンネルで紹介されていた、お湯に黒糖になったサトウキビの塊を投入、更にはコーヒーの粉もその鍋にぶち込んで煮出すという「パネラコーヒー」パネラとはサトウキビのことです。ボゴタからは飛行機で1時間、バスだと9時間。この地でしか飲めないコーヒーだそうで、愛飲家としては必ず行かなきゃ!って思いました。

 

 

コロンビアは何度も行ったのですが、なぜかいつも写真を撮り忘れる「黄金博物館」は必見です!!!

サイトより抜粋。

2018年、ナショナルジオグラフィック誌では、アウシュヴィッツビルケナウ博物館(ポーランド)、バチカン美術館(イタリア)、ペルガモン博物館( ドイツ)などと共に世界でもっとも素晴らしい歴史博物館の一つとされています。

見るだけで金運が巡ってきそうな黄金博物館の映像はこちら。

 

 

高台にある「モンセラートの丘」中心部から車で10分。古くから神聖な場所として崇められてきたところです。ケーブルカーで上がります。

とても美しい場所です。観光客や地元の学校の遠足など、皆から愛される場所です。

 

 

 


④麻薬密輸犯じゃねーか?と疑われたお話


こんなに良いことだらけのコロンビアですが、やはり麻薬犯罪が多いことは国が抱える大問題。なので、それが普通の一般外国人にまで影響します。その影響はやはり大嫌いな空港で受けてしまいました。

飛行機に乗る直前まで何度も繰り返される荷物チェックは当たり前。普通は搭乗ゲートに入ってしまえば荷物検査はないのに、ギリギリまでチェック、チェック。チェック・・・。怪しい人物からブツを預かってないか疑っているからです。

こういうことが起きました。スーツケースの方がX線に引っかかり、呼び出されます。そして係官が真剣な顔をして言うんです。

「コカイン持ってるだろ!?」

いやいや、あり得ないし…。と言っても、真顔で

「粉が入ってる。」   

と…。ヒョエーーー\(◎o◎)/ 持ってないし!!!

しかしそんな抵抗も虚しく、その場(屋外)でスーツケースを全開に。もちろん絶対持っていませんが、あの係官の確信に満ち溢れた顔を見ると

「もしかして、誰かに入れられた?知らぬ間に預かっていた?」

という気にまってきます。「知らぬ間に運び屋」って話もよく聞くし。でも、スーツケースを開けた途端にその原因が分かりました。開けた瞬間に、プゥ~ン漂う素敵な香り、香ばしい香り、いつまでも浸っていたい、大好きな香り…

そう!!!それは、本場のコロンビア・コーヒー。

コロンビアの大学近くの国営カフェで美味しいと勧められた大量のコロンビアコーヒー。これが引っ掛かったのでした。なので、余裕で

「ほ~ら、粉ってこれの事でしょう!ただのコーヒーじゃん!」

と得意げに鼻を膨らませた次の瞬間、目を疑いました。

得意げな私に目もくれない係員がコーヒーの袋にカッターナイフを差し込み、スーッと切れ目を入れているではないか!しかも、全部の袋に。そして、粉が散らかろうと気にもせずに、コーヒーの中に手を突っ込んでいる。もちろん手袋はしていましたが。。。

「あなたは一体何をしてるの!!!???」

以下、そのときの会話。

係官:「よくコーヒーの中にブツが隠されているんだ。」

ワタシ「そう。それで、その切り刻んだ袋はどうしてくれるの!?」

係官「こいつで止めてくれぃ!」

ワタシ「え?この事務用で使うような普通のセロテープ…?」

係官「貼り終わったら、こっちに来てこの書類にサインをくれ。サインをしたら控えをやる。コーヒーは麻薬密輸になる格好の袋物。この証明書があるとこのコーヒーは問題なかったという証明になる。他の南米都市に行くなら、ちゃんとパスポートと一緒に所持しておけよ。手間かけて悪かったな」

ここまで聞いて、やっと理解ができました。コーヒーを大量に購入した私の方が悪かったのだと。

それから何度かコロンビアに行く機会がありましたが、これに懲りてコロンビアではコーヒーを買うことは断念しました。そうすると、同じような目に遭うことは一度もない。たまたま、あの時が厳しかったのか、私が怪しかったのか、いつもそうなのか分からないのですが、基本ビビリな私はとにかく

「コロンビア・コーヒーは現地で楽しめ♪」

が教訓となりました。あっでも瓶入りのインスタントコーヒーは買って帰りますけどね~。十分に美味しいから。

 


⑤包容力があるコロンビアのまとめ

コロンビアには日本人もたくさん住んでいる。日本人が経営する本当においしい日本食レストランもたくさんある。コロンビアで出会った元新聞記者である日本人が言っていました。
「コロンビアは確かに治安には問題があるが、他の南米諸国とは違う空気感がある。それがこの国の魅力。自分を受け入れてくれたのはコロンビアだけ」だと。
その元記者は様々な経験を乗り越え、一人になっても日本に帰らずコロンビアで生きると覚悟を決めたそうです。彼が教会でひざまずいて、胸に十字を切り、深い祈りを捧げていた姿は今でも忘れられません。
彼が言うように、コロンビアの魅力をまた感じに行きたいです。

国立図書館の屋上にはハートを背負った男がいました。コロンビアの歴史を優しく見守っているように感じました。

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