天と地の間にある神秘@ミクロネシア連邦🇫🇲

2016.12.1✍️西日本新聞夕刊コラム📰珍国に恋して💕より

 

太平洋に浮かぶ約600の島から成るミクロネシア連邦は、数百万年前の火山活動の影響で、高い山がそびえる島と環礁が混在している。

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首都パリキールがあるポンペイ島は、世界で2番目に降水量が多い地域といわれる。ねっとりし た蒸し暑さが肌にまとわりつく。日本からは直行 便はなく、グアムを経由して15時間ほどだ。

この島に多くの戦跡が点在しているのは、太平洋戦争時代、旧日本軍が駐留していたためだ。現地ガイドによると、旧日本軍は密林での地上戦を 避けようと、島民と協力し、木々や葉で大砲の偽物を作り、武装しているように見せかけた。この作戦が成功し、敵は上陸しなかったという。

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島の見どころは、世界遺産に登録されているナンマドール遺跡だ。浅瀬に造られた海上都市遺跡で、92の人工島から成る。うっそうとした密林 を抜けると突然現れ、神秘的な雰囲気に圧倒された。

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建造物には何千万個もの黒い玄武岩が使われ、 大きな石は50トン以上にもなる。12世紀ごろの王朝の中心地だったとされるが、石をどのように運んだかは不明で、伝説ではこの遺跡建築に関わった聖なる兄弟の神力と伝わる。

(彼らは遺跡近くの村に住んでいた兄弟。神秘的に見えるからふしぎ)

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ナンマドールは『天と地の間の場所』という意。霊が支配する聖地と信じられており、人々は石一つ動かそうとしない。

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