鹿児島県の“じゃないほうの半島”に位置する【ユクサおおすみ海の学校&観光】@大隅半島

2017年7月1日、学校に泊まる 体験型宿泊施設 として誕生した

ユクサおおすみ海の学校

2020年10月にこちらの”学校”を視察してきたレポートです。

この記事の内容は以下の内容でお届け致します。

目次

①ユクサおおすみ海の学校を知るきっかけ

②ユクサおおすみ海の学校 体験宿泊

③近辺の観光スポット カンパチランチと菅原神社とスケルトン神社

④JAXA宇宙観測所と建築遺産・長坪退避室(ロケット発射時避難所)

⑤大隅半島 旅のまとめ

 


①ユクサおおすみ海の学校を知るきっかけ


この施設のことを知ったのは、夏ごろに読んだ西日本新聞の特集記事がきっかけ。

校舎内にチョコレートショップ?

校庭でキャンプ?

カヤックで神社参拝?

記事を読んでいるだけでワクワクが止まらなかった。

すぐにサイトを除くと、こう書いてありました。

 

120年の歴史をもち「日本一海に近い小学校」と言われていた

鹿屋市立菅原小学校をリニューアルした体験型宿泊施設です。
学校であった雰囲気はそのままに、どこか懐かしさを感じさせる空間。
周りを見渡すと、目の前には美しい海、山、空。
おおすみの人々が愛した景色が、ここにあります。
学校に泊まるってワクワクします。
たくさんの発見、学び、出会いにあふれた滞在を楽しんでください。

2020年が始まった途端、世界中で大混乱を巻き起こした新型コロナウイルス。

全ツアーキャンセル。海外を専門としていた弊社事業にも当然影響が出ました。

毎年、福岡の語学スクール・シーフォーを経営する友人と子どもたちを連れて、

バリ島の次世代リーダーを育てる&世界一先進的な授業を行うことで有名な

インターナショナルスクール・グリーンスクール で

世界10数か国から子供たちが集まり共に森の中で過ごす

1週間サマーキャンプ・グリーンキャンプに100名の子どもたちと参加することを目標に

4年目を迎えようとしていましたが、その企画も完全ストップ。

その友人の語学学校は大変なプロセスを経て、

日本初のグリーンキャンプ正規代理店契約を結びステップアップ、

弊社は「他にはない特別な企画」で会社価値を上げるべくブランディング化の道も遠くへ。

毎年サマーキャンプは7月中旬~8月中旬に実施。その時期が過ぎ、

「今年はダメだったな。海外キャンプだから来年も無理だろうな。大人ならまだしも親御さんが行かせたくないだろうし」

というようなマイナスの思いに耽っていたとき、知り合いに誘っていただき女子大学のSDGsカードゲーム「SEh」

オンライン参加しました。そのゲームのやり方は

「SDGsカードから記事を見る」

SDGsカードのテーマに沿った、新聞記事を探す

その見出しをワークシートへ書く

要約する

自分の意見を引いた「感情カード」に沿って書く

グループ内でプレゼンする

というようなもの。その時に使った記事が2020年8月18日の西日本新聞朝刊に掲載されていた

ユクサおおすみ海の学校の記事でした。

記事に基づき書いたワークシートがこちら。

 

この時に「日本版グリーンキャンプ」をしようと決意しました。

そして更に調べていると世界一おもしろいサマーキャンプ として、世界中から注目を浴びている

GAKKO プロジェクトの開催地にもなっていたのです。

GAKKO プロジェクトとは?

代表の古賀健太は「GAKKOプロジェクト」を2012年のイェール大学在学中に立ち上げた。

その後古賀は、パランティア・テクノロジーズ、グーグルXスタートアップを経て、

15年、満を持して起業。

世界中から集まった25人のSempai(=先輩)たちが「学びとは何か?」という議論をぶつけ合い、

1カ月かけてプログラムをゼロからつくっていく。参加者は世界37カ国の大学生、大学院生、卒業生のほか

物理学、脳科学、政治学、建築学、ギタリストや現役高校教師もいるという。

KohaiがSempaiたちとユニークな経験をし、つながることで新しい夢を描き、

またそれをかなえるためのサポートをSempaiたちがするという“いい循環”をつくっていきたいという。

この壮大で壮絶な企画をやりこなした、ユクサおおすみ海の学校は凄すぎる!!!

そして素晴らしい!!!

また共同企画の友人がこのプロジェクトの根本を辿ると、グリーンスクールの創設者と結びついたのです。

これはまず、実際に現地に行って見てみる必要があると思って、友人にすぐに電話をしました。

 


②ユクサおおすみ海の学校 体験宿泊


お互いに色々と予定があり、二人の予定が合うのが10月。気は急くものの、仕方がない。急がば回れということで

鹿児島の暑さも和らぐ気候のいい、その日程に落ち着きました。

でもこれがよかったのです!9月に奄美大島への視察で奄美出身の友人を通して出会った方と、

グリーンスクールの話から「ユクサおおすみ海の学校」の話になり、そしてなんと代表の方と

お知り合いだったのです。ご縁ってそこに「思い」があれば、本当につながるもんだな~て感じた瞬間。

 

前置きがかなり長くなってしまいましたが、それでは宿泊体験レポートです。

海の学校までは福岡から行くとちょっと時間がかかります。

なので、鹿児島空港からか

鹿児島中央駅からレンタカーなどがいいでしょうね。

現地までは公共の交通機関を使って行けないこともありませんが、本数が多くないようなので

少し厳しいかもですが、最寄りのバス停からは徒歩1分です。

こちらをご参照ください。

私たちが企画する時は、福岡か鹿児島の空港や駅から貸切バスを手配する予定です。

視察の日は、ツアー企画にあたり観光スポットの見学も必要だったので、車で行きました。

その様子はこちら→”じゃないほうの半島”へ行く旅Day1@鹿児島県・姶良~伊佐~大隅半島

 

清々しい海岸沿いに「ユクサおおすみ海の学校」は見えてきます。

ようこそ!

日本一、

海に近い学校 

菅原小学校へ。

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校舎と体育館の間から海が見えます。この時点でワクワクします。

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敷地内に入ると、こんな感じ!

 

真っ先に目に飛び込んでくるのは~

ヤギさん!!! もそうだけどww
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ツリーハウス!!!
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色んなかたのご支援で完成したようです。
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上からの景色はまた違います!
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桜島もよく見えます。

桜島の噴煙ですが、冬の一時期を除いてはほとんどこちらまで飛んでくることはないそうです。f:id:Tabing:20210112133108j:image

 

この子は近所で飼われていたヤギさんの子どもをいただいたとか!まだ生後半年くらいだったような?

ユクサのゆっくんです!一応リードにつながれてはいるけれど、かなりの広範囲を移動できます。
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こちらがお母さんのパカさん。授乳があるので、今は一緒にいるとのことでした。

お母さんにはお土産用の紙袋に興味津々、スリスリしてきたかと思えば、その後は頭突きを繰り返されました(;・∀・)

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補足※そしてなんと!!!!!!!ゆっくんとパカさんの間に子ヤギが誕生してしまいましたwww

しかも二匹!!!おもろすぎます。生命のふしぎ。子ヤギさんたちの成長が可愛くて公式FBから目が離せません。

 

さて、校舎内へ。入り口を入るとホテルのロビーのような空間。ここで受付や校内の説明をしてくれます。

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「じゃないほう」って!!!

このキャッチコピーがいい!!!確かにここに来るまでは「薩摩半島」の観光地ばかりに注目していました。
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当たり前ですが、モロ学校!!!懐かしい雰囲気です。
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普通に観光宿泊もできますが、短期から長期までの合宿やワーケーションにも対応していますので、ランドリーもあります。
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このシャワーブースが素晴らしい!

こういう時代になる前は、国内外からのサマーキャンプや合宿、企業研修など大人数も対応されていたのですが、

男女の人数によって、仕切りを変えてシャワー数の調整ができるとか。もちろん出入り口は別ですし仕切りも

施錠できるので、防犯上も心配なし。臨機応変に対応できるよう配慮されています。

さすが施工された代表の方はデザイン建築のプロです。
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個人的に好きな空間。日本、いやもしかしたら「世界でいちばん海に近い整体院」かもです。

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2020年7月に新しい時代を見据えてオープンしたワーケーションスペース

海のオフィス oddo(オッド)

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こんなシェアオフィスだったら仕事もはかどりそう。集中して終わらせて自然に身をゆだねることに時間を使いたくなりますね。
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プライベート的な客室もあります。

 

校長室と職員室が客室で2部屋。こちらは職員室。グッドデザイン賞を受賞しています。

職員室なのですが、快適でおしゃれ空間です。

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シャワー(バスタブなし)や洗面台、お手洗いもきちんとあり、タオルやアメニティグッズも揃っています。シャンプーなどは環境に配慮したものが置いてあります。

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こちらをご参考に→お泊まり|【公式】ユクサおおすみ海の学校|学校に泊まる 鹿児島の体験宿泊施設 (yukusa-ohsumi.jp)

 

2階へあがる階段の途中から撮影。校内の至るところにこのようなホッと心が和む光景があります。
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2階は相部屋(ドミトリー式)中心。二段ベッドやお布団床敷きタイプなどがあります。

宿泊については

こちらをご参考に→お泊まり|【公式】ユクサおおすみ海の学校|学校に泊まる 鹿児島の体験宿泊施設 (yukusa-ohsumi.jp)

テントサイトについての記載もあります。

 

研修や合宿用に、洗面台の数もたくさん!!!こんな空間でワイワイガヤガヤしながら並んで歯磨きというのもワクワクします。

(歯磨きクラスターのことは理解しています。あくまでもイメージとして)

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次は、アクティビティについて。

おおすみの人と自然が先生です

ということで、様々な体験ができることがこちらの特徴です。

スポーツアクティビティだけでなく、ソーセージ作りやシルクスクリーン印刷でオリジナルTシャツやバッグ作り
電解マーキングで、マイボトル作りなど、ものづくり体験型もあります。(有料・予約制)

バリ島のクリーンキャンプでは「カカオの実からチョコレートを作る体験」があるので、校内にある

チョコレート工房で何かできないかと目論んでおります。

 

またスクリーンを兼ね揃えた教室では座学などもできますし、持ち込み企画にもできる限り対応してくれます。

こちらをご参考に→アクティビティ|【公式】ユクサおおすみ海の学校|学校に泊まる 体験型宿泊施設 (yukusa-ohsumi.jp)
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サップやシーカヤックの出発点となるビーチ。校庭から降りるとすぐビーチです。(※ビーチは学校の敷地外公有地です)

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人気のツアーです。海側から参拝に行けるなんておもしろいです!!!校内に受付事務所があります。

 

お食事について。

畜産王国である大隅半島なので、やっぱりバーベキューがおすすめ!

お手洗いや水場を完備したバーベキューサイトがオープンしました。
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お一人様3,300円のバーベキューコース。(写真は二人前)これにおにぎりや、なんとカンパチの切り身が付いてきます。

写真がなくて申し訳ないのですが、カンパチは身がぎっしり詰まっていて、締まっているのにプッリプリ。最高でした!

更には社長が近所のおばあちゃんに頂いたというお漬物までいただきました(#^.^#)お腹、はち切れました。

地元の方からのいただきものが多いそうです。
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ビールがビーカーに入ってる~!!!
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食事はバーベキューだけでなく、「おおすみ産 黒豚しゃぶしゃぶ」または「かのや カンパチしゃぶしゃぶ」もあります。
いずれも予約制です。詳しくはこちらから

お食事|【公式】ユクサおおすみ海の学校|学校に泊まる 鹿児島の体験型宿泊施設 (yukusa-ohsumi.jp)

 

朝食は1階の図工室と理科室だった教室をリノベーションしたという、おしゃれな「魔女の喫茶」で。

特製のだし茶漬けがいただけます。朝から海を見ながらのどかで爽やかな空間でいただくお茶漬け~とっても美味しい!!!

朝食は宿泊者のみです。

 

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ユクサおおすみ海の学校では、地域活性化にも取り組んでらっしゃる創設した代表の方とお話できる機会もいただきました。

お話していて分かったことがあります。

ロケーションはとてもこの素晴らしいのですが、もしかしたらこの恵まれた環境だけでは成し得なかったこともあると思うんです。

ホームページにこうあります。

120年の歴史をもつ小学校が閉校になりました。
その名は「鹿屋市立菅原小学校」。
日本一海に近い小学校と言われた学校はその役目を終えました。

閉校になっても花壇に花咲く色とりどりのコスモスを見て、ぼくらは思いつきました。
この場所を地域の人々が活躍出来る場所にしようと。
地域の人々みんなが力をあわせて大隅半島を訪れる人々をおもてなしする場所に。

「ゆくさ」は、大隅半島の方言で「ようこそ」を意味しますが、

標準語では「ゆく=行く」という響きを持ちます。
「Welcome」と「Let’s Go」二つの意味が併せ持つ言葉として施設名に起用しました。
「地域との接点・重なり合いの場」をデザインすることで多種多様な使われ方と

多世代の交流が生まれています。

スタッフ一同、ホスピタリティとワクワクを忘れずに、

つねに「ゆくさ!」という気持ちで訪れる人達をお迎えしたいと思っています。

こちらの魅力は、環境に加え「おおすみの人」たちの優しさや温かさに触れられること。

素晴らしい環境では成し遂げられないことを、代表の方をはじめスタッフの方々や

こちらに関わる全ての方々が日々頭を巡らせ、以下のキャッチフレーズのような体験を届けるために、

まっすぐに取り組んでいらっしゃるからではないでしょうか。

環境が人をつくるといいますが、また人も環境をつくる~この両方がよい相互作用を生んでいる場所だなと思いました。

 

ユクサおおすみ海の学校のサイトのトップ画像は、この1年で私たちが失ってしまったものがたくさん詰まっています。

でもきっといつか必ず取り戻せるものだとも思わせてくれます。

その日がいつになるかは分かりませんが、私はそのスタートをこの場所から始めることができたらいいなと思っています。

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ユクサおおすみ海の学校を知ることができて本当によかったです。次は「この場所を必要」としている人たちと訪れたいですね。

学校のことをYouTubeにもまとめています。


近辺のお立ち寄りスポット カンパチランチと菅原神社とスケルトン神社


「お昼はどうされますか?」とお気遣いいただき、海の学校の社長さんが連れてきてくださいました。

みなと食堂です→みなと食堂|鹿屋市漁業協同組合(公式ホームページ) (jf-kanoya.com)

海の学校がある鹿屋市は温暖で潮流が速くカンパチの養殖に向いているとか。

カンパチ丼とカンパチのアラ煮の定食。確かこれで800円だったような気がします!!!

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夜のカンパチバーベキュー焼きもとっても美味しかったのですが、お刺身も最高。

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そうそう!鹿屋市は2008年にチェストという映画の撮影場所になったことで話題になりました。

大きな看板がありました。旧菅原諸学校(現在のユクサおおすみ海の学校)でも撮影は行われました。
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海岸沿いがとてもきれい。
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海岸沿いにある「映えスポット」としても注目される菅原神社

 

砂州に鳥居がある神社で、潮位が高い時は渡れなくなるそうです。

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創建は戦国時代の1500年中ごろ。学問の神様、菅原道真公が祀られています。

受験時期には、合格祈願の学生さんなどがたくさん訪れるそうです。社殿は鳥居の向こう側に見える急な階段を登るのですが

プチロッククライミング。急すぎてロープに掴まらないと登れませんので、足が悪い方やヒールは難しいかもです。また降りる時が

怖いので。。。上には小さなかわいらしい社殿がありました。

階段の途中で会ったおばあちゃん!気軽に話しかけてきてくれて、「どこから来たの?県内?」って聞かれ一瞬ためらいましたが

「福岡なんです~お嫌ですよね?」て答えると

「まあ!そうなの!私は全く気にしない!ここは天神様の大宰府天満宮ともつながりがあるから来れてよかったね!私は毎日来てるのよ!」

と言ってくださり、心がほっこりなりました。
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次に向かったのは、少し内陸に入って~神徳稲荷神社

〒893-0063 鹿児島県鹿屋市新栄町1771−4

ガラスの鳥居が注目され、スケルトン神社としてたくさんの方が訪れます。

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千本鳥居と言われていますが、総数は139本。入り口にありますが先に神社で参拝し、帰りに通る鳥居です。
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由緒ある神社ですが2008年にリノベーションし、このようになりました。

これまでの神社の概念を覆した斬新な取り組みに賛否両論あるようですが、個人的にはアリだと思いました。

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水に流せるおみくじ、かわいいデザインのお守り、そして表情豊かな絵馬などがあります。

社殿のガラスの境内や天井の彫刻など見どころは色々とあるようですね。

こちらのレポートが楽しいです→神徳稲荷神社はガラスの鳥居がある神社!御朱印やお守りも紹介 – 旅GO[タビ・ゴー] (tabigo-media.net)

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④JAXA宇宙観測所と建築遺産・長坪退避室(ロケット発射時避難所)


そして、次は視察のメインのひとつであるこちらへ

 

🚀JAXA🚀内之浦宇宙空間観測所🚀

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宇宙科学資料館などの施設見学をしたかったので、事前に調べていったのですが、まさかの休業日延長。

電話して行けばよかったと反省しました。感染状況により急遽HP上の予定とは変更があるようですので、

電話連絡したほうがよいですね→電話 050-3362-3111

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仕方がないので、表だけ写真を撮って帰りました(´;ω;`)ウゥゥ
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ユクサおおすみ海の学校&宇宙空間観測所見学もセットで企画しようと思っています。

 

そして、建築家でもある海の学校に社長さんにオススメいただいた、珍しい建造物を見にきました。

 

鬱蒼とした細い山道をひたすら走ること20分。ナウシカのオウムのような?ドーム型の建物です。

初めて見る建造物に目が点。

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建築のことは全く詳しくないのですが、日本の戦後モダニズム建築を代表する、建築史上とても重要な建築家・池田陽氏という方が

KSC 計画(東京大学鹿児島宇宙空間観測所計画)として手掛けた施設の一部です。

※モダニズム建築とは?

機能主義を掲げ、科学技術の発展や工業化を背景とした新しい素材(コンクリート、鉄、ガラスなど)を積極的に用い、

旧来の様式とは異なる意匠や空間の創造を試みている建築が「モダニズム建築」として評価されている~そうです。

※間違っていたらご指摘ください。

 

これは何かと言いますと 長坪保安退避室 といって

ロケット打ち上げ時の住民の避難施設「シェルター」なのです。

戦後モダニズム建築といわれたこの様式は、1960年代に新しい素材や工法で「ルーローの四面体」という

幾何学形態を組み合わせ特殊な形状にしているそうです。今、同じものをつくろうとしても莫大な膨大な費用がかかるとか。

現実的には製作不可能ということで、専門家の中では注目さえているものだそうです。

取り壊しの予定もあったそうですが、こういった貴重な遺産的建造物なので次世代のために残すこととなりました。

内部に興味がある方はこちらのブログをご参考に→M田次長のぶらり肝付町の旅・宇宙編④ – woodist online (jimdo.com)

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普通の人は絶対に訪れることがない場所に来れただけで、萌えましたwww

機会があれば中も見てみたいものです。

 


⑤大隅半島 旅のまとめ

今回の旅では鹿児島県の方々にはたくさんお世話になりました。

このような時期に福岡から出向いてよいものか悩みましたが、神社で会ったおばあちゃんも漁港の売店の女性も

出会う方々に「まあ~遠いところからよく来たね~」と言ってもらえたことがとても嬉しかったです。

これを書いている今(緊急事態宣言発令2021年1月13日)は行けないので、この時期に視察をしておいて

よかったです。
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視察後は友人と意地でも入って帰りたいと立ち寄った霧島温泉 優湯庵へ。

1回目の投稿で紹介した西日本観光周遊ドライブパス 3日間7,900円ぽっきり!

こちらのおかげで高速道路の乗降が一切全く気になりませんでした。

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時間が遅かったため、ほぼ貸切でした。
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2回に渡って鹿児島県、大隅半島の旅をお届けしてきました。1回目の

”じゃないほうの半島”へ行く旅Day1@鹿児島県・姶良~伊佐~大隅半島もよかったらご覧ください。

初めて行く場所、初めて知ること、初めて見るものなど、たくさんの気付きと学びがありました。

こういった状況になっていなかったら絶対になかった出会いです。

そもそもきっかけとなったSDGsカードゲームに参加していなかったと思います。本当にふしぎです。

そしてこのハードな視察旅行に付き合ってくれた友人にも感謝です。

出会って20年弱、心置きなく言いたいことを言い合い、意見交換をし、一緒に時間を過ごせる友人って

本当にありがたいです。

鹿児島在住の友人をはじめ、たくさんの方に助けていただいた鹿児島視察旅でした。

本当にありがとうございました!!!
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今日も長文をお読みいただき、本当にありがとうございました(^_-)-☆

 



 

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