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高知県を満喫~1泊2日の旅。艶っぽい四万十川に思いを馳せて。
- 2020/6/15
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坂本龍馬、四万十川、仁淀ブルー、カツオのたたき、よさこい、などなど魅力あふれる特徴がたくさんで、観光客にも人気が高い高知県。2019年夏に高知県を1泊2日で巡ってきました。
この記事の内容は
目次 【1日目】 【2日目】
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★【1日目】
このとき、私は兵庫県たつの市から出発。
高知県の中心部までは高速道路利用で車で約3時間です。
①ひろめ市場から高知城へ
昼食はひろめ市場。中に入ると屋台村のようにお店がたくさん。お好みのお店でカツオのたたき定食や、海鮮丼などを頼み、共有スペースでいただきます。
※新型ウィルスに伴う情報はひろめ市場公式サイトで必ず確認ください。
塩カツオのタタキが有名な明神丸。相変わらず行列でした。
旅館の夕食にカツオのたたきが出るので、私はあえての鯛飯月見丼。とっても美味しかったです。
高知城はひろめ市場から、徒歩5分。高知城公式サイト
日本のお城の中で天守閣が残っているところは、わずか12。高知城もそのひとつです。
高知城から、桂浜の坂本龍馬記念館に向かう途中、
よさこい物語、はりまや橋のカラクリ時計を見ることができました。
諸説ありますが、はりまや橋のよさこい物語について、バスガイドさんから聞いたお話です。
僧侶と少女の恋物語。
僧侶は修行の身なので、恋愛は許されません。頭を丸めている僧侶は少女と昼間に会うと、目立ってしまうので、夜に、はりまや橋で密会をし、かんざしをプレゼントし、駆け落ちします。
「よさこい」の由来は、夜にしか会えない2人が「夜さ、早く来い」という言葉を略して「よさこい」だそうです!!
ちなみに、あなたを一生愛しますと誓った僧侶でしたが、禁断の恋がバレてしまい、2人とも別々の場所に国外追放になりました。少女のいる土地へ行く者がいると知り、僧侶は恋文を託しますが、少女の方は別の人と結婚してしまい、恋文が届くことはなかったとか。
キュンとする切ないお話でした。
②坂本龍馬記念館と桂浜から足摺岬のお宿へ
2018年に改装リニューアルオープンした高知県立坂本龍馬記念館は、館内もかなりきれいになっていて、子ども達も喜ぶ体験コーナーも増え、とても充実した時間が過ごせます。ぜひ龍馬さんとも「シェイクハンド」して、心をつないでください。
※新型ウィルスに伴う館内情報は公式サイトにて必ずご確認ください。
龍馬文字で作る名刺は大人気!
よさこい節でも、月の名所は桂浜と唄われる桂浜。太平洋に面した弓形状に続く海岸は高知を代表する景勝地です。
土台が8メートル、龍馬さんは5.3メートルの龍馬像。巨大です。龍馬の残っている写真でも1番有名なのはこの姿。懐に入れた手は銃を隠し持っているのか、筆まめだったためペンを取り出そうしているのか、特に意味がないのか、、、真相は分からないそうです。あと、この銅像の視線の行方も、皇居という説もあれば室戸岬にある中岡慎太郎の方を向いてるという説も。想像力が働きます。
桂浜を後にし、四国最南端の足摺岬まで。高速はなく、海沿いの県道をひたすら南下します。約3時間の道のり。
足摺岬にあり、絶海が臨めるホテルです。
ホテルの別館、岬の風は二階建ての別荘タイプで温泉付き。木造りで爽やかでとても清潔です。
夕食はカツオのたたきも、もちろんですが名物は皿鉢(さはち)料理。
皿鉢料理とは、豊作祈願や収穫祭の神事に供えられる料理。に供えられるだけでなく、神事に参加した者も共に分かち合って食べたとか。食べたあと、お皿に目をやったときも美しく優雅な気持ちに浸るため、お皿は派手で豪華なものが選ばれるそうです。
そして、こちらホテルは支配人や息子さんの対応がすこぶるよいのはもちろん、仲居さんたちも最高でした。仲居さんお手製の紙吹雪で宴会も大盛り上がり!!!とっても楽しい滞在でした。
夕食の後は、ホテル主催の星空観測の予定でしたが、あいにくのお天気で中止。残念でした。。。またの機会を楽しみにします。
★【2日目】
翌朝はホテル敷地内のお散歩からスタート。絶景の展望所コースを選択。
こんな景観が臨めます。早朝で1人でお散歩していたため、火サスのように誰かに背中を押されないかと冷や冷やしていましたww(^_^;)
③足摺岬から四万十川の川下りへ
まずは足摺岬へ。
足摺岬にはジョン万次郎の銅像がありました。
ジョン万次郎について簡単に。
中浜万次郎は、元々は漁師の息子でした。漁の途中に遭難し無人島で100日間以上過ごします。そこで米国の捕鯨船り助け出され、船長に気に入られた万次郎はアメリカに渡り、アメリカへの日本人留学生第1号となります。10年間を過ごした後、それまで学んだことを生かし、幕府内で活躍しました。
詳細はジョン万次郎記念館の公式サイトをご参照ください。
ジョン万次郎を大河ドラマに、ということで署名活動が行われていたので、署名してきました。
足摺岬からの眺めです。
足摺岬の駐車場の前にある金剛福寺。四国八十八箇所巡りで一番過酷な場所。前の37番から80キロ。車では2時間ですが、歩くと3泊4日かかるそうです。雨の中、歩いてらっしゃる方に出会いました。
約1150年前、嵯峨天皇の命で弘法大師が開創しました。
こちらは「亀呼岩」。お大師さんが亀を呼び眼前に浮かぶ不動岩に渡り修行したという、足摺7不思議の一つとか。願いを叶えてくれるそうです。
④雨で艶っぽい四万十川でのこと
さて、いよいよ旅のメインでもある四万十川へ。足摺岬から四万十川は、一般道で1時間半。
四万十川は日本三大河川のひとつ、全長196キロです。
屋形船は「四万十川遊覧船 屋形船なっとく」さんにお世話になりました。
船頭さんの軽快で楽しいお話をBGMに、出発。
約50分の川下りでは、地元料理のお弁当をいただきました。とても美味しいです。
お天気が晴れてくると、透明度を増す四万十川。
場所によって色の見え方が違い、楽しませてくれます。
川下りのあとは四万十川沿いを走りながら、一番景観がよいとされる、岩間沈下橋へ。ただ、長い間、流れに耐えてきた橋の一部が、老朽化により落ちていました。岩間沈下橋について。
ちなみに、沈下橋とは増水に川に沈むことを想定して造られた欄干のない橋のことです。写真家たちの間では、それぞれ好みの沈下橋の景観があるようですね。こちらをご参考にどうぞ。
落ちた部分を川から撤去し、ベンチにしたというユーモアさ。残念ながら雨で座れませんでしたが。
お天気が悪いにも関わらず、四万十川は本当に美しい。
岩間沈下橋から20分。
道の駅 四万十川とおわへ。四万十川のお土産が色々とあります。四万十川の海苔、栗が有名なので栗のスイーツ、など魅力的なお品がたくさん。こちらでは団体ツアー等で帰路の道のりが長い場合、お茶付きでお弁当も用意してくれますよ。
※新型ウイルスに伴う対応等は公式サイトをご参照ください。
四万十川が見渡せるカフェで寛ぐこともできます。
モンブランソフト、美味しそうでした。
あいにくの雨で、お店の方に「お天気がよかったら四万十川はもっときれいだったのでしょうね・・・」と残念そうに言うと、こういうお返事が返ってきました。この四万十川愛にあふれる発言に感動し、ちょっと泣きそうになりました。そしてマイナスからの視点を持っていた自分を反省。
「遠方から来られた方にとってはとても残念ですよね。でも私たちは雨の四万十川も艶っぽくてとてもよいと思うのですよ。雨の時はお客さんも少ないですし、静かで穏やかでしっとりしていますよね。雨の四万十川をご覧頂く機会の方が少ないと思いますので、ぜひこのような四万十川も楽しんでいかれてくださいね。」
心地よい言葉を心に、雨の四万十川に名残惜しさを感じながら兵庫へ帰ります。
買い忘れたお土産は、トイレ休憩で立ち寄った「かわうその里」須崎道の駅」で、最後のお買い物。
そして3時間半かけて兵庫県へ帰りました。
総走行距離約850キロの高知県の旅。
企画当初は少し強行かな?と思ったりもしましたが、1泊2日で高知県を満喫でき、心に残る旅になったと思います。本当によかったです。
最後に今回の旅行を弊社にご依頼くださった団体様の求人動画「福利厚生篇」にて社員旅行のことを紹介頂いております。プロが作る動画に感動です。ひろめ市場、宴会、四万十川の川下りのようすがご覧いただけます。山本グループ51様、誠にありがとうございました。