人類誕生を思う巨大渓谷@ジブチ

2017.1.6📝西日本新聞夕刊コラム『珍国に恋して💓』より

 

アフリカの角と呼ばれるアフリカ東部の一部に位置するジブチ。日本は2009年からソマリア沖の海賊対策として自衛隊を派遣し、2011年からは駐留している。東の目と鼻の先にあるジブチにはフランス軍や米軍の基地もあり、最近では中国も基地を建設している。

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基地依存国家として注目されることが多いジブチだが、実は大自然の宝庫でもある。ジブチはサンゴ礁が美しい紅海沿いにあり、ダイバーに人気。ジンベエザメと泳げることでも有名だ。ボートで30分ほどの離島へ向かう途中にはイルカの群れと遭遇した。

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しかし美しい風景は、過酷な環境と隣り合わせだ。塩分濃度が世界一と言う海抜マイナス約150メートルのアッサル湖は、世界有数の暑い地域でもある。私が訪れた時、車の室内温度は52度。車外は3分が限界だった。

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そして最も圧倒されるのは、アフリカ東部を南北に真っ二つに切り裂く「大地溝帯」と呼ばれる巨大渓谷だ。車を走らせると、落差数百メートルの壮大な断崖絶壁が延々と続く。諸説あるが、人類はここから誕生したと言う学者もいる。

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その地に今は軍事施設が数多く存在する。人類が誕生した約700万年前と、明けたばかりのこの2017年とは何が違うのか。人類誕生と今年の平和に思いをはせる。

 

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