①暫定世界遺産「カレラの滝-KARERA WATERFALLS」
白ナイルの源泉から車で40分。暫定世界遺産の「カレラ」の滝へ。相変わらずオフロードがキツイです。
「地獄の道の先にある天国」と名付けられるくらい、凸凹道を進んだところにあります。
森の中にある滝は着いてからも悪路を歩かないといけないことが多いのですが、ここは車から降りてすぐ。ホッとしました。
パッと見は大したことないように見えますが、滝は2段階構造になっていて、私たちが目にする見ることができる滝はこの2段目(ニャカイ2)。落差80メートルです。下からは見えない上部の滝(ニャカイ1)の空撮を見たのですが、すごかったです。ここにリンクの貼り付けができないのでFacebookの現地旅行社のサイトに動画が貼ってあります。
こちらはすぐ近くにあるもう一つの滝。2~3分で行けますが、足元が悪いです。
神秘的で厳かな雰囲気が漂うカレラの滝の動画も作ってみました。
②トイレ&パイナップル@建設中のホテル
首都ブジュンブラから車で4時間くらい走った超田舎なのでなかなかよいお手洗いが見つからず、街へ出てすぐに建設中のホテルへ。ここは滝が正式に世界遺産に登録されると見込んで、建てられているそうです。前回ご紹介した「白ナイルの源流&ピラミッド」から1時間半、世界遺産のドラム演舞が行われるギショラ』までも車で2時間くらい。
ホテル管理を任せられているとっても優しいおじちゃん、快くお手洗いを貸してくれました。
お礼にもちろんチップと、開業に向けて始めたパイナップル栽培🍍のパイナップルも購入。
初めての経験!もぎたてパイナップルを食べます!
糖度が高く、みずみずしくて本当においしい!!!
貸してくれたお手洗いは、なんとお部屋の一室!すごく清潔にされていて、滝の後の泥がついた靴で上がるのは気が引けたので、「使ったあとはお掃除をします!と申し出ましたが、ニコニコ満面の笑みで「あとで掃除するから、大丈夫だよ!」と。
今度来るときはかならず泊まるからねー!と約束して、お別れ。なんだか名残惜しかった。こちらには喋るオウムがいましたが、言葉が通じず意思の疎通はできずww
ブジュンブラを出て7時間、時刻は14時半。やっとドラム演舞が行われるギテガに到着。
レストランでランチ〜しかし、ここはアフリカ。かなり待たされるのは分かっていたので、一番早くできる料理を聞いたらパスタ。20分でできるよ!と自信たっぷり。でも結局できあがるまで1時間半、、、。さすがのガイドくんも空白に耐えられず?何度も厨房に行っていました。
しかし、1人300gはあるだろう大量のパスタでたったの300円!激安!でも地元の人は高過ぎて食べられないんだと。ガイド君が「ボクはよそで食べる」と言うので、もちろんご馳走しました!
③世界遺産「ギショラ・ドラム・サンクチュアリ-GISHORA DRUM SANCTUARY」
ギテガのレストランから車で40分。ギショラに到着。いよいよ世界遺産のパフォーマンスが見れます!
開始前に色々と村を案内してくれます。
ここは王様の家。1800年代後半、King Mwezi Gisaboという王が、戦でこの小さな区画に逃げてきました。王様をかくまい、ここに住んでいたとか。後に戦に勝利した王様はこの村を伝統的なドラムの儀式をする拠点的な村にします。
ブルンジの太鼓には大きな意味合いがあります。王様への敬意や豊作祈願、冠婚葬祭の儀式などです。
写真の2つの太鼓は作られてから一度も叩かれたことはありません。
ひとつは「Ruciteme:森をきれいに整地する人」もうひとつは「Murimirwa:整地した土地を耕す人」=豊作祈願の神様のような意味合いです。
王様の家のリビングといったところでしょうか。
ドラム演舞は圧巻です!45分間、休みなしで叩いて歌って踊ってジャンプして、、、
彼らの体力は底なし。
普通の人間では想像つかないようなジャンプ力!!!
目が離せません。
休憩なしの、本気&全力&魂がこもった演舞のあと、皆50キロの太鼓を頭の上に乗せ、退場していきます。そう、太鼓は50キロあるんです!!!
その様子を動画でどうぞ。
④アフリカで2番目に広く、世界で6番目に深い「タンガニーカ湖-Lake Tanganyika」
アフリカで2番目に広く、世界で6番目に深い湖、タンガニーカ湖。一番深いところの水深はなんと1400㍍以上!タンガニーカ湖で獲れる漁獲量は周辺諸国の人々のタンパク質を30%前後も補えるほど。
固有種の数は約300。世界中のバードウォッチャーが集まる場所でもあります。
タンガニーカ湖はクルーズができます。そのようすをどうぞ。
お手洗いがてら、近くのホテルへ。タンガニーカ湖沿いの素敵なホテル。
湖岸にはなんとカバがお昼寝中。必要以上に近づくとガードマンから怒られます。
⑤「Dr .Livingstone,I presume?-リヴィングストン博士でいらっしゃいますか?」
リヴィングストンースタンレー モニュメント
1840年から宣教師としてアフリカへ渡り、布教活動と探検を重ねていたリヴィングストン博士。ヴィクトリアの滝も彼が命名。白ナイルの源流を求めブルンジのタンガニーカ湖沿いの町ウジジへ。死亡説が流れた彼をスタンリーが捜索。1871年に劇的な出会い。写真がその場所といわれている。
当時、スタンリーが発した『Dr,Livingstone,I presume?〜リヴィングストン博士でいらっしゃいますか?〜』はイギリスで、思いも寄らない人と出会った時に使われる慣用句となったとか。
ブルンジの首都、ブジュンブラのスラム街。
現地ガイドによると、スラム街といっても、ただ貧しい人が集まっているだけで危険性はないとのこと。実際に普通に車で走れるところにありましたしね。
アフリカにはバイクタクシーが多いですが、ここブルンジは自転車タクシーがありました!!!バイクタクシーよりも割安なので使う人が多いそうです。ちょっと乗ってみたかった。
⑥ブルンジのオススメレストラン「ZLLIKEN」
ガイドさん、おすすめのレストラン!ドイツ人経営のZILLIKEN。ワインも豊富に揃っています。
店内がアートおしゃれでかわいい♡自転車タクシーのブリキのおもちゃもあります。
お料理のクオリティーが高くてテンションあがりました!本当においしい。メインはタンガニーカのお魚です。
以上、2回にわたってブルンジをご紹介してきましたが、興味は持っていただけましたでしょうか?
ブルンジに行きたい方が増えればうれしいです。その時はぜひご相談くださいね!
※この情報は2020年1月のものです。