【ケイマン諸島】カリブ海でNo1☆ふっかふかビーチと心豊かな人がいっぱい!

ケイマン諸島と聞いくと、カリブ海の美しい島というより、
「あーお金持ちが税金をごまかせるタックスヘブンの島ね~」
という印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
でも、それは一部の世界のお話です。
この記事では、タックスヘブン=租税回避地だけではない魅力をお伝えしたいと思います。
この記事の目次は

 

①カリブ海とケイマンの歴史

➁グランド・ケイマン 観光スポット

③セブンマイルビーチのホテルへ宿泊

④セブンマイルビーチへ

 


①カリブ海とケイマンの歴史を少し


カリブ海は約700の島で構成されているが、その内訳が複雑で、大アンティル諸島や小アンティル諸島、そしてバハマ諸島などがあります。

ケイマン諸島は大アンティル諸島(キューバから南米大陸まで連なる大きな島)に属します。

「アンティル」とは中世のヨーロッパにおいてカナリア諸島とアジアの間に存在したとされる「空想の列島」という意味らしいです。

コロンブスの一行が大航海時代にたどり着いた初のカリブ海の島をインドと勘違い

したため、全体的にカリブ海を西インド諸島と呼んでいるし、ヨーロッパ人のネーミングは現代もそのまま。

 

15世紀頃から始まったカリブ海におけるコロンブスを中心としたヨーロッパ人の侵略は数々の悲しい歴史を残しました。

それぞれの島で平和で幸せに暮らしていた先住民族たちは、侵略のためにやって来たヨーロッパ人たちに虐殺され、更には彼らから持ち込まれた疫病により、ほぼ絶滅に追い込みます。

そんな中でも、好戦的で攻撃的な民族が住む、とある島には近付けなかったそうです。

なぜなら、その島には食人族=カニバリズムの習慣があると恐れられていました。

カリブ海の語源は、カニバリズムに由来しているともいわれています。

(※食人族については諸説あり)

 

さて、話を戻します。

当時のヨーロッパは自国の利益のみを追求するものであり、砂糖が莫大な経済の柱となっていたため、各地でサトウキビやバナナの、綿花などの農地開拓と栽培を進めました。この労働力はアフリカからの奴隷で過酷で悲惨で悲劇的な状況もありました。

しかし、ケイマンにおいては農地開拓ができる土地が少なかったため、奴隷の悲しい歴史は他島ほどなかったようです。

 

1503年、コロンブス一行は最後となる4回目の航海の時に、ケイマン諸島を発見します。

ケイマン諸島観光局の歴史記述によると、最初に2つの島を見付け、そこに数えきれないほどの海亀を目撃したことから、スペイン語で海亀を意味する「Las Tortugas」と名付けました。

数年後の地図には3つの島が描かれており、島はアリゲーターやオオトカゲ呼ばれていました。

1530年頃、カリブ海の先住民がワニを意味する「Caimanas(ケイマナス)」を使っていたため、それを島の名前にしたそうです。

ケイマンは当時、海亀を食肉とする人たちで奪い合いにもしていたようですね。

しばらくはスペイン領だったジャマイカかがケイマンを統治していたようですが、1670年にイギリスがマドリード条約でジャマイカも併せてイギリス領になったため、ケイマンに入植を開始していったそうです。

 

ケイマン在住の日本人の方が一生懸命に翻訳し書き綴られたというブログが

なによりも分かりやすかったです。

ケイマンがタックスヘブンの地になっていった初期段階の話も書いてあって、おもしろかったです!

 

ケイマンは現在、呼び方は変わりましたが
グランドケイマン、ブラックケイマン、リトルケイマンの珊瑚礁で構成された3つの島からなります。
クルーズ船もよく寄港し、観光客がよく滞在するのは中心的な島である「グランドケイマン」です。
人口は約6万人です。
ケイマンには、Cayman Island $という通貨があります。(1CI$=約130円)

カリブ海唯一の先進国「ケイマン島」の奇跡

↑↑

国際不動産関係の方が書かれていらっしゃるコラムもとても興味深いものでした。

 


➁グランド・ケイマン島の観光スポット


ケイマンの主要空港はグランドケイマンにあります。
ロンドン・ヒースロー空港やアメリカのマイアミから直行便があります。
また新型ウイルス前まではクルーズ船も寄港していました。
昼食は空港から30分ほどの「ザ・ライトハウス」
灯台風の可愛いレストランです。
※残念ながら、閉店してしまいました。
Facebookでは2020年11月までは更新あったのに残念です。
イメージ 15
イメージ 16
イメージ 6
とっても美味しくて、店員さんもフレンドリーで可愛いイタリアンのレストランでした。
このコロナ禍ではなかなか厳しいですよね。
また再開を望みます。
イメージ 7
グランドケイマンは(右に顔があると考えて)
横長いシロナガスクジラのような形をしているのですが
街の中心は左1/3の西側に集中しています。
こちらが中心部の首都のジョージタウン。
イメージ 9
カリブの海TOP5で書いたバミューダと似た雰囲気はあるのですが、こちらの方がシンプルな雰囲気です。
イメージ 10
可愛い建物は多いです!
リゾートらしいお土産品もいろいろありますし、空港からすぐ近く、ビーチ沿いにカジュアルなリゾートホテルも多いので、
町歩きも海も両方楽しめます
イメージ 11
セブンマイルビーチの近くですが、お寿司屋さん(日本食)もあります。
外観の写真しかありませんが、カリフォルニアロールみたいな巻きずしや、うどん、餃子などもありました。
この時はいけなかったのですが、セブンマイルビーチから車で約15分の
ケイマン・タートル・センターでは海亀をはじめ、ケイマンの海洋生物や自然、
鳥や蝶のことを学べる施設があります。
海亀と共に長い歴史を歩んできたケイマン。
ここにしかない海亀サファリもありますので、次回はぜひ行ってみたいです。
またケイマンのアカエイはとってもフレンドリーということで、
アカエイと戯れる体験もできます
STINGRAY CITYでぜひどうぞ!

③ホテルはSUNSHINE SUITES RESORT HOTEL


宿泊は「セブンマイルビーチ」というエリアがおすすめ。高級ホテルが立ち並ぶリゾートエリアです。
しかし、なかなかセブンマイルビーチ沿いは高級すぎて、手が出ませんので、
1ブロック入ったこちらのホテルへ。

SUNSHINE SUITES RESORT HOTEL

イメージ 4
カラーな色使いがとても可愛らしい
イメージ 1
イメージ 5
レンタサイクルがありますので、ビーチや、ホテルから10分くらいのところにある
ショッピングモールににも行けます。(歩けますけどね)
これヨーロッパ式?なのかブレーキがペダルにあって、ペダルを後ろに回すとブレーキがかかるタイプ。
イメージ 5
コストコみたいな大型スーパーがあります。
ホテルのメインレストランです。ピザやハンバーガーやフライ類などが頂けます。
言ってしまえばジャンクフードですが、結構メニューがあるし美味しいですよ!
そしてここの目玉!!!というべきサービスは食事の後に必ず
ミニミニソフトクリームが出てくること!!!
高さはコーンも入れて10~15cmくらい。

イメージ 9

しかもここのソフトクリームは、ただのソフトクリームではありません。
サイズがミニだから誰もいらないって言わないし、いらないならいらないで
人に食べてもらえるミニサイズ。
ソフトクリームをもらったら、大人も子供も男性も女性も老若男女問わず
笑顔(*^▽^*)
一番楽しそうなのはソフトクリームを運んでる店員さん。
満面の笑顔で持ってきてくれます(*^▽^*)
ソフトクリームを見た瞬間に皆が笑顔(*^▽^*)
お食事中の人たちもソフトクリームをもらっている人を見てまた笑顔(*^▽^*)
ソフトクリームを食べたいというより、踊るような感じで軽快にたくさんのソフトクリームを
運ぶ店員さんが見たいのかもしれません。
笑顔の連鎖が起きるレストランでした(*^▽^*)(*^▽^*)(*^▽^*)



④いよいよセブンマイルビーチへ


ホテル前の大きな通りを渡り、「Beach」の看板の言う通りに進むと海が見えて来ました
イメージ 10
これぞカリブ海!!!という感じがして、とても素敵です。

ビーチがうっすらピンクに見えるのは、珊瑚のピンクのかけらが混じっているからです。

 

サンダルで歩いていても分かったのですが、他のビーチとは比べ物にならないほど

砂が柔らかいのです。

 

そして裸足で歩いてみて 本当に驚きました。
この砂・・・めちゃくちゃ柔らかい!!!!!
珊瑚の粉で出来てるので、何となく印象が硬いかも?ってイメージがあったのですが
本当に柔らかすぎてビックリです。
ふっかふっかの羽毛布団の上を
ふわふわしながら歩いているみたいな感覚。
でも足が砂にズボっと埋もれることもなく、本当に砂の表面をフワフワ歩いているような感じ。
裸足で砂浜に下りた瞬間に思わず
「なにーこれー信じられんくらいやわやわ(柔らかい)やん!!!」
と声を出して言ってしまいました。
ちょうど側を通りかかった外国人のご夫婦に笑われてしまい
「砂浜がこんなに柔らかいなんて信じられん!驚いた!!!」
って言うと、優しく微笑みながら
「あなたの足の裏の感度はかなりいいみたいだね(笑)」
と笑われました。
これまで世界中でたっくさんのビーチを踏みしめて参りましたが
まだケイマン・セブンマイルビーチ以上の砂浜には出合っていません。
これをお読みくださっている方で、同じようなビーチがありましたら
ぜひ教えてください。
安心して旅ができる日が来たら、踏みしめに行きたいと思います。
そして心が豊かで温かい人が多いのも素晴らしいです。
カジュアルな場所から高級な場所まで、ケイマンのおもてなしの心には格差がないように感じました。
カメもアカエイも人も、皆フレンドリーで明るくて、タックスヘイブンという言葉はありますが、
ケイマンは豊かな自然と豊かな心を持つ人が多い、そういう意味の「天国」だなと!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
カリブ海や世界の島々につきましては色々と書いておりますので、お時間がございましたら
ご覧頂ければと思います。
カリブ海の人気記事はこちら
↓↓
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

カテゴリー

ページ上部へ戻る