【インド洋の真珠☆セーシェル共和国】世界最高のビーチに選ばれた島国 情報少ない島内観光も!

2013年と2014年に、2年連続で【CNNの世界最高のビーチ100選】では堂々1位、

2016年のナショナルジオグラフィックでは【世界のTOP10ビーチ】でも堂々1位

世界のビーチランキング100位のうち3割はセーシェルのビーチが占めるという、

ヨーロッパでは人気のリゾート地です。

2016年のナショナルジオグラフィック「よみがえるセーシェル」

も話題になりました。そんな世界中の人が憧れるセーシェルの魅力をお伝え致します!

 

 

この記事の内容は

目次

①セーシェルについて

➁セーシェルの首都、本島マヘ島の見どころ紹介

③世界文化遺産暫定リスト入り「ヴェンズタウン・ミッションロッジの遺跡

④マヘ島で泊まったホテル

⑤セーシェルで現地手配の旅行会社はココ!

⑥まとめ

 


まずはセーシェルのことを簡単に。


セーシェルはアフリカ大陸の右下、マダガスカルの上にあります。

セーシェル諸島の数は115。

 

 以下、超簡単ですが、歴史的背景です。

●無人島だったセーシェルに7~8世紀にアラブ人が来航。商人はセーシャルのココナッツ取引開始。
  ↓
●海賊の拠点となる
  ↓

●15世紀頃、ヴァスコ・ダ・ガマが最初にこの辺りの諸島を目撃

  ↓
●17世紀初め、イギリス東インド会社の商船の船員がこの島へ上陸

  ↓

●その後、フランスが入植開始
  ↓
●イギリスと領土争い
  ↓
●1976年にイギリスから独立し国家として誕生(

 

最終的にイギリスから独立していますが、

 

■公用語はフランス語と現地語であるクレオール語

■人口は約98,000人

 

主にヨーロッパ(特にフランス)からの観光客が多く、世界遺産登録の島もあり各島はそれぞれ個性的な特徴的な魅力に溢れています。

日本からセーシェルまでの行き方は

■成田→エミレーツ航空でドバイやカタール航空でドーハなどの中東を経由

または

■成田→エチオピア航空でエチオピアの首都アディスアベバ経由

セーシェルの本島マヘ島 というルートがあります。

所要時間は乗継を含め25時間前後です。

 

また、アフリカを旅行中に行く場合は、

■南アフリカのヨハネスブルグからセーシェル航空も運航しています。

※上記航空機は新型コロナウイルスにより航空会社の運航スケジュールは都度、変わります。

 

 

こちらはセーシェルの代表的な風景。こういった巨岩が多く見られます。
セーシェルは遥か昔、アフリカ大陸と繋がっていました。ソマリアから分離し今の位置まで来ましたが、

まだ大陸だった時は一帯は火山地帯。

 

マグマが固まった「花崗岩(かこうがん)」が島の基盤となる岩です。

 

世界の厳選ビーチに選ばれた島は、首都ヴィクトリアがあるマヘ島ではなく、ブララン島のグランド・アンス・ビーチというところです。小さな島にありますので、ヘリコプターや船をチャーターする必要があります。

しかし、海は本島でも十分に美しいです。

 

 


セーシェルの首都・マヘ島の観光スポット


セーシェルで一番有名なのは「ココ・デ・メール」というヤシの実。

ヤシの実は入国のスタンプにもなっています。特産物がスタンプになることは世界でも珍しいとか。

 

 

★ビクトリア ボタニカル ガーデン(植物園)

ココデメールを見ることができます。

世界一大きなヤシの実を付けることと、雄雌で男女の特徴を表しているのが面白いです。
雌は「セクシーな実」を、雄は「長い棒状」を持っています。

人間のようで、説明を聞いているとなんだか恥ずかしくなります(笑)

大きいものは30キロ以上になり、落下に注意が必要だとか。

 

150年の寿命があるというセーシェル固有のセーシェルセマルゾウガメもいます。
ヨーロッパ侵略時代には28万頭が食糧の為に捕獲、入植者達のせいで卵も踏みつぶされ、絶滅の危機にあったという悲しい歴史があります。

セーシェルのアルダブラ環礁では数年前に洞窟で涼むゾウガメが見つかったということで、研究が進んでいるようです。

サイト内には動画も貼り付けてありますが、とっても愛らしいです。

ちなみに英領セントヘレナ島には地球上で最高齢の186歳がいるらしいです。

 

 

★サー・セルウィン・セルウィン・クラーク・マーケット

マヘ島では必ずマーケットへ!!

1840年に建てられたとのことで、2021年現在181年の歴史があります!

アフリカなのですが、アフリカっぽくない南国リゾートな雰囲気でテンションアップ!

 

市街地にあるマーケットです。

肉、野菜、果物、日用品、そしてお土産など、何でも売っています。

 



 

★セーシェルで最初にできた信号機

 

★イギリスのビッグベン、もとい、リトルベン。

エリザベス女王を記念して造られた時計台

こちらランドアバウト(交差点を止まらずにクルっと回って違う道へ行ける)にある時計台ですが、

もう10年以上前ですがここで「交通整理おじさん」が毎日交通整理をしているということで、世界中で話題になりました。

 

★セーシェルー日本 友好の碑

1990年の大阪万博でセーシェルの展示ブースに貢献した両国の友好記念のモニュメントです。

また、万博は花と緑の博覧会ということで、人と自然の調和、つまり環境問題に注目したものでもありました。

 

こちらのモニュメントには日本語で「生命のしずく」と刻まれています。

 


③世界遺産暫定リスト「ヴェンズタウン・ミッションロッジの遺跡」


イギリスで奴隷制度が禁止となった1807年以降も、奴隷貿易は続いていました。

東アフリカ沿岸をパトロールし奴隷船を見付けては、ここセーシェルに連れて来て、低賃金ですが一応報酬を払い

農地開拓等でアフリカ人たちを働かせていました。

アフリカ人が働いている間、イギリス人のヴェン牧師は学校を開き彼らの子どもたちに勉強を教えました。

1876年から1889年までその活動は続きましたが、これが今日のセーシェルの人々(アフリカとヨーロッパの融合=クレオール)の

アイエデンティティを作り上げたといいます。その場所が世界遺産暫定リストとなっています。

セーシェルには世界自然遺産が2カ所ありますが、世界文化遺産としてこの場所が正式に登録されるといいなと思います。

 

ミッションロッジは自然豊かなモルヌ・セショロワ公園の見晴らし台にありますので、眺めがとても美しいです。

 


④セーシェルで泊まったホテル


アラブの王子たちが別荘を所有し、世界中のセレブが訪れ、あのイギリス皇室のカップルもハネムーン先に選んだというセーシェルは高級リゾートのイメージがありますが、カジュアルで気軽なホテルも数多くあります。

こちらのBERJAYAは4つ星ホテルで、プライベートビーチ、プール、3つのレストラン、そしてカジノも併設していますが、

料金設定は1部屋30,000円位からとお安め。

※2021年6月30日までは休業中(※2021年5月20日の情報です)

 

 

 

 


⑤セーシェルの現地手配旅行会社はこちら

Creole Travel(クレオールトラベル)

セーシェルで30年以上の実績があるスペシャリストです。私もこれまで3回お世話になりましたが、スタッフはとても明るくていつも安心したサービスを提供してくれます。

 


⑥まとめ

一般的なリゾート地や日本人が多い場所を好まない方にはセーシェルはおススメです。

時間と予算があれば周辺のモーリシャスやコモロ連合、マヨット島やレユニオン、そしてマダガスカルなどもセットだと最高です!

この辺りの島はインド洋のリゾート地ながら、そもそもはアフリカ系なのでアフリカの素朴な雰囲気や人々の気さくさ、

おおらかさに癒されます。

またクレオールというヨーロッパ系の文化や人アフリカ系の文化や人がミックスされた独特の言語や文化、料理が存在しますので、

とても好奇心をそそられる場所です。

是非、コロナ明けに行きたい海外の島旅へリストインしてください。

そして帰る時は必ず「上空からしか見えないアラブの王子たちの別荘」をチェックです!

最後に、
写真家、三好和義氏のセーシェルの写真と、写真に添えられた言葉に心を奪われたのが2006年。
強い願いが通じたのかセーシャルには2011、2012、2014と縁がありました。
『セーシェルの空は海より暗いぐらい青い。太陽が真上に来る正午、
砂浜がまぶしいほど白く輝き、
砂浜に露光をあわせるとこういう空の色になる。
どんなに濃くなっても黒にはならないブルー、それは故郷、徳島の藍の色』
私は写真家ではないので、実際にセーシェルでその光景を見ることはできませんでしたが、
それでも夢の海に行けたことは今でも奇跡的な経験だったと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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